気に入らないことがあれば、それを変えなさい。変えることができなければ、自分が変わるのです

マヤ・アンジェロウは、アメリカ合衆国の活動家、詩人、歌手、女優。本名は、マーガリート・アニー・ジョンソン。マーティン・ルーサー・キング・ジュニアとともに公民権運動に参加。南部キリスト教指導者会議 (SCLC)を盛り上げるため、"伝説"といわれる「自由のためのキャバレー」を組織し、SCLCの北部コーディネーターとなった。研究者であるライアン B. ヘイガンによると、募金活動やSCLCの主催者としての彼女の活動は"非常に効果的"であり、公民権運動への貢献は小さくなかった。1993年、ビル・クリントンのアメリカ合衆国大統領就任式にて自作の詩を朗読した。2011年、大統領自由勲章を受章。代表作は、自伝の「歌え、翔べない鳥たちよ」。

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    2015年、アメリカ合衆国郵便公社(USPS)は、アンジェロウの肖像画とともに、彼女の発言とされた「鳥は答えがあるから歌うのではない、歌があるから歌うのだ」という文章が入れられた追悼切手を発行した。ところが発行後、これはアンジェロウ自身の発言ではなく、アメリカの詩人・児童文学作家のジョーン・ウォルシュ・アングランドの著書からの引用であることが判明した。