今日、あなたの人生を変えなさい。将来に賭けてはいけません。グズグズせずに、今すぐ行動するのです

シモーヌ・ド・ボーヴォワールは、フランスの哲学者、作家、批評家、フェミニスト理論家・活動家。20世紀西欧の女性解放思想の草分けとされる「第二の性」(1949)、ゴンクール賞を受賞した自伝小説「レ・マンダラン」(1954) など多くの著書を残したことで知られている。弁護士の父、銀行家の娘の母の間に生まれ、銀行の破産や第一次世界大戦を経験し、在学中に出会ったジャン=ポール・サルトルと互いの性的自由を認めつつ終生の伴侶として生きた。死後、生誕100年を記念して、女性の自由のためのシモーヌ・ド・ボーヴォワール賞がジュリア・クリステヴァによって創設されるなどの影響を残している。

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    1966年9月、サルトルと共に来日し、大学での講演や座談会等で、1か月近くにわたり東京、京都、奈良、志摩、高野山、大阪、神戸、九州、広島を訪問した。