ことのき

アルベルト・アインシュタインは、ドイツ生まれの理論物理学者。ドイツ南西部にて誕生。5歳ごろまであまり言葉を発して他人と会話をしなかったが、父から方位磁石をもらったことをきっかけに、自然界の仕組みに対する興味をもつ。9歳のときピタゴラスの定理の存在を知り、その定理の美しい証明を寝る間も惜しんで考え、そして自力で定理を証明。以降、ユークリッド幾何学、微分・積分学を独習、天文学や物理学に関心を示すなど学を広げていった。一方、確率は生まれつき不得意で、のちに統計力学・量子力学を否定する素地となる。こういった経歴から、特殊相対性理論および一般相対性理論、相対性宇宙論、ブラウン運動の起源を説明する揺動散逸定理、光量子仮説による光の粒子と波動の二重性、アインシュタインの固体比熱理論、零点エネルギー、半古典型のシュレディンガー方程式、ボーズ＝アインシュタイン凝縮などを提唱した業績を確立した。