三重苦の私を、日本の皆さまが心からご歓待くださるので、感謝にたえません。しかし、あなたがたの国、日本には私以上に不幸な人たちがいるのに、なぜその人たちにもっと温かい手をさしのべてくださらないのでしょうか。
ヘレン・ケラー - Wikipedia
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ヘレン・ケラー
Helen Adams Keller- 国籍 : アメリカ合衆国
- 性別 : 女性
- 誕生 : 1880年
- 肩書 : 作家
- 職業 : #作家
ヘレン・ケラーは、アメリカ合衆国の作家。1歳半の時に高熱に伴う髄膜炎に罹患し、一命は取り留めたものの、このときに視力と聴力を失い、話すことさえ出来なくなった。そのため両親からしつけを受けることの出来ない状態となり、非常にわがままに育ったというが、7歳の頃、小さい頃弱視であった家庭教師サリヴァンにしつけ・指文字・言葉を教わり、話すことができるようになった。通学も始め、大学はラドクリフ・カレッジ(現:ハーバード大学)を卒業、文学士の称号を得る。婦人参政権運動、産児制限運動、公民権運動など多くの政治的・人道的な抗議運動に参加、著作活動も続け、世界各地を歴訪し、障害者の教育・福祉の発展に尽くした。
3度の訪日のうち、1度目に横浜港の客船待合室で財布を盗まれてしまったが、そのことが新聞で報道されると日本全国の多くの人々からヘレン宛に現金が寄せられた。その額はヘレンが帰国するまでに盗まれた額の10倍以上に達していた。
ヘレンは、自身の考える20世紀の三大重要人物を問われて、エジソン、チャップリン、レーニンを挙げている。
3度目の訪日時、講演での通訳を務めたのが「赤毛のアン」の翻訳で有名な村岡花子だった。